
開発した指輪型デバイスは10グラム以下と軽量ながら、加速度やジャイロで指の動きを検知するモーションセンサー、NFCタグリーダーを搭載する。主な機能は(1)数字や文字の入力、(2)NFCタグの読み取り、(3)LED発光によるアラート――の3つ。作業現場で必要な情報操作をハンズフリーで可能にするのが狙いだ。

空中手書き文字入力は、体の向きを多少変えても指先の運動成分を的確に検出し、軌跡を入力・認識する技術を開発して実現した。数字や小数点は約95%の精度で入力できるという。線の起点/終点を明確にするため、本体横に親指で押せる物理ボタンを設け、スタート時にクリックする形式に。一筆書きで指先で空中に書くと、不要な連結部分を消して自動的にデータ補正する。

通信はBluetooth Low Energyで行い、スマートフォンなどを介してクラウドサーバや社内システムと連動する。HMDと併用し、カメラなどのアプリの起動、資料の表示などもできる。設備やインフラの修理・点検など、突発的な対応が必要な現場で目的の資料を取り出したり、報告書をその場で作成するなどの利用シーンを想定している。

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